皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? ペーソスは、怒濤のライブ攻勢でございました。しかも、大阪、京都、名古屋と旅して、充実した連休を過ごしました。

今回、長くなりますが、一週間を日記形式で、詳細レポート致します。


5/3(日)

 お昼、下北沢の「しもきた空間リバティ」に集合して、木村万里さん主催「渦」に出演いたしました。ご一緒させて頂いたのは、講談の神田茜先生、テアトルエコーの女優さん3人のユニット「普通の女」さん、島本さんが師匠と慕う上野茂都さん、そして、6人目のドリフターズと呼ばれる名コメディアンすわ親治さんです。芸歴からすれば、大ベテランに囲まれた若手ですが、最年長(すわさんと同学年)なので、またしてもペーソスは、皆さんに気を使って頂いて、イスを勧められたりなんかして。ダメだこりゃ!

第234回2009/05/10

YouTubeペーソスチャンネル

5/5(火)

せっかく関西へ来たのだから、もう一ステージぐらいこなして小銭を稼ぎたい……じゃなくて、皆様に楽しんで頂きたいと思いまして、京都でライブをいたしました。伏見の「シルバームーン」というバーでございます。お店を紹介してくださったのは、元「大西ユカリと新世界」のギタリスト三好ひろあきさんと、サックスのボス河内さんで、お二人のユニット「弦ごころ」と共演です。ボスさんが、サックスだけでなくウクレレを演奏するという、ファン必見のデュオで、この日がデビューライブなのでした。ペーソスが初めて本格的なステージを経験したのは、「大西ユカリと新世界」東京公演(歌舞伎町『クラブハイツ』)の前座でした。廻り廻って、今度は「弦ごころ」デビューライブにお付き合い出来ることとなったのは、嬉しいことです。お二人のプレイは、さすが! 三好さんのオリジナル曲や、名曲のカバーなど、ハイセンスなアレンジで、カッコイイなぁ。

良いのかなぁ、この後にペーソスが出て!?

演奏曲

1)モツ焼小唄

2)空飛ぶ領収書

3)疲れる数え歌

4)霧雨の北沢緑道


演奏曲

1)おやぢいらんかえ〜

2)女々しい男の子守唄

3)空飛ぶ領収書

4)疲れる数え歌

5)霧雨の北沢緑道※ 

※絹丸ちゃんのアルトサックス入り!

終演まで見ていたかったのですが、大阪へ移動しなければならないので、出番後にすぐ辞して、品川へ出て新幹線に乗りました。念願のハルイチへ出陣でございます。

大阪へ着くと、ミナミへ繰り出して、夕食がてらおでんとドテと串揚げで呑んで、さぁ、エンジン掛かってきた! アメリカ村の「三ッ寺会館」という雑居ビルへ行って、いつも的確なアドバイスを下さるジミーさんのお店「JET」で、明日のセットリストを相談したりして、さらに、同じビルの下のフロアにある「えん」で、以前ライブを見に来てくださったママさんと再会を喜んだりなんだりしているうちに、あっという間に1時過ぎ。あぁ、どうして、大切な本番を前に、緊張感なく深酒をしてしまうのであろうか。ダメだこりゃ!


5/4(月)

花曇りの、野外ライブには丁度良い日和でございます。懐かしの服部緑地野外音楽堂、心の故郷へ、ついに帰ってまいりました! ペーソス、3回目の「春一番」出演でございます。出番は午後3時頃の予定なので、開演からずうっと、客席で観覧しておりました。金沢ジェラスガイの皆様や、関西の皆様、各地「ペーソス被害者の会」の方々がお見えになっていて、心強い! 3度目なので、すっかりホームグラウンドのような気持ちになり、客としても、じっくり楽しんでしまいました。

今回の目玉は、高校一年生の美少女が、40歳の年の差を超えてペーソスと共演するという、野心的な試みでございます。絹丸ちゃんは、出番前、だいぶ緊張しているようでしたが、一方のおやぢたちは、いつもの通り楽屋で弛緩していて、そのコントラストも面白かったなぁ。おやぢ二人に挟まって、一生懸命に演奏するセーラー服の女の子に、拍手喝采でございました。今回は1曲だけでしたが、これからもっと覚えてもらって、絹丸ちゃんと、どんどん共演していきたいと思います。そのうち、絹丸ちゃんが有名になったら、引っ張り上げてもらう気まんまんでございます。

絹丸ちゃん、よろしくお願いします!

演奏曲

1)独り

2)揺れる二の腕よ

3)弱った犬

4)モトスリ横町

5)女の一夜干し

6)ワーキング・プア

7)女々しい男の子守唄

8)ヘーケイ物語

9)ソウルブラジャー〜甘えたい ※

10)女へん ※

11)駄目になりそう ※

12)霧雨の北沢緑道 ※

アンコール

13)涙腺歌

14)血サラサラ


※三好さん、ボスさんと共演

5/8(金)

二日開けて、また旅でございます。「栄ミナミ音楽祭」出演のために、名古屋へやってまいりました。岩田さんが生まれ育った街、ペーソスの二人が出会った故郷でございます。俄然テンションが上がっているか、と思いきや、疲れた顔の二人。ま、いつものことですが。

夜、まず「栄ミナミ音楽祭」の前夜祭ということで、パーティーの席で、関係者の皆様を前に20分ほどのステージをご披露してから、メイン会場の矢場公園に隣接したビルにあるバー「ISOLA(アイソラ)」に移動して、1時間ほどライブをいたしました。ペーソスの高校時代の同級生の方々もお見えになり、ちょっとした同窓会でございました。

事前のわずかなリハーサルだけで、弦ごころのお二人に4曲も入って頂いたんですが、これまた、さすが! ペーソスの曲が、がらりと表情を変えて、洗練された音楽になりました。もっと多くの皆様に聞いて頂きたかったなぁ。「ペーソス被害者の会」会員番号1番ィ横浜の鳥ガッちゃんと、山科の「伝説のオッサン」こと大岸さんが、ばっちり動画撮影をしてくださったので、そのうち、本サイト管理人のアキモトさんがYouTubeに上げてくれると思います。その際には、ぜひ、ご覧下さい!※


※)画質はいまいちですがさっそく動画をアップしましたので是非ご覧下さい。

終演後、お店からお酒を出して頂いて、そこからやっとエンジンが掛かり始める困ったおやぢたちでございます。すっかり勢いがつき、「もう一軒行こう〜」と言い出したので、私は断りました。だって、既に1時ですよ。もう、寝ます。明日があるし。


5/9(土)

「栄ミナミ音楽祭」本番日でございます。街頭に10のサテライト会場が設けられ、さらに、12のパートナーズライブ会場が用意され、栄の街中が音楽に満たされる大イベントです。ペーソスが出演するのは、矢場公園と並ぶメイン会場「ナディアパーク アトリウム」で、オシャレなファッションビルの、大きな吹き抜けに特設されたステージなのです。

朝、ホテルのロビーで待ち合わせると、ペーソスの二人は青白い顔をしております。聞けば、明け方まで呑んでいたとか。「空が明るくなって来ちゃってさぁ」(by岩田次男)あぁ、このタワケ者! ま、放っておいたらこうなるであろう事はわかっておりましたが、問題は、マネージャーを務めるタイムレスの「guts」ことスガ、最新ミニアルバム『ペーソス イッテコイショー』にも出演している「ガースー」でございます。普通、マネージャーは、止める役です。「明日がありますから、ほどほどにして英気を養いましょう」と言うところです。ところが、こヤツは、ホテルに帰った私に電話をしてきて、「イハラさんは来ないんスか!?」と、呼び出すんですよ。思わず声を荒げて「行くかボケ!」と叫んでしまいました。あぁ、アホやタワケに付き合わなくてよかった。

本番前、タイムレスのKC社長が、名物「ひつまぶし」を奢ってくれたおかげで、なんとか元気を取り戻しました。鰻って、本当に効くんですねぇ。

この日もペーソス同級生の方々が来てくださって、終演後、ミニ同窓会が開催されました。同級生のお一人が仰っていましたが、「二人ともすごくシャイで、まさか50を過ぎて、こんな人前に出ることを始めるとは思わなかった」とのこと。シャイなのは、今も変わらないのですが、図太くなったんでしょうかねぇ。酒の勢い、かな!?


というワケで、怒濤のゴールデンウィーク、5月に入ってから早くも合計8本のライブをこなし、波に乗りながらもサーフボードからずり落ちそうになるほど疲れ果てたペーソスでございますが、油断している暇はございません。今週12日(火)は、横浜FRIDAYで日東色素さんとご一緒させていただきます。17日(日)は、下北沢KOMPALで定期ライブです。中2日と中4日の登板です。普段、怠け者のペーソスは、ライブが続くと好調になるので、良いパフォーマンスが期待出来ると思います。ぜひ、お運び下さい!


早くも夏日がやってまいりまして、トカゲ並みに体の温まりにくいおやぢたちも、活動的になっております。今週も、元気ハツラツに頑張っていきましょう!


P.S.今回、京都・山科の「伝説のオッサン」大岸さんご一家に、大変お世話になりました。ありがとうございました!




ペーソスミニアルバム『ペーソス イッテコイショー』 

ライブ会場のみで絶賛手売り中!!

演奏曲

1)ソウルブラジャー〜女へん

2)おやじいらんかえ〜

3)イッテコイ節

4)女の一夜干し

5)弱った犬

6)モトスリ横町

7)ヘーケイ物語

8)疲れる数え歌

9)涙腺歌

10)霧雨の北沢緑道

演奏曲

1)おやぢいらんかえ〜

2)空飛ぶ領収書

3)女へん

4)モツ焼小唄

5)疲れる数え歌

6)霧雨の北沢緑道